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2014/01/29

手塚治「ブッダ2」ワールドプレミア in ルーブル美術館。

そして、もう一つのイベントがこちら。手塚治原作の映画「ブッダ2」ワールドプレミアが、パリのルーブル美術館で上映され、脚本家のY様の着物レンタルと着付けをさせて頂きました。

「目立ち過ぎず、渋めのコーディネートで」というY様の依頼・・・かといってルーブル美術館での登壇なので華やかさも欲しい・・・うむむ~と悩んだ末、紬の付け下げにアンティーク帯を合わせてみました。結果、「程よいバランスでとてもよかった!」とY様にも喜んでもらえました。



音楽の大島ミチルさん、主題歌の浜崎あゆみさん、キャストの松山ケンイチさん、
観世清河寿さんらそうそうたるメンバーの中、ルーブルのステージに登壇された
脚本家のY様。
(写真は禁止でしたので、www.cinemacafe.netから添付させて頂きました)


こちらは場所を移してホテルモーリスでの記者会見。
司会の雨宮塔子さんにも、着物姿を褒められていました。
(写真はwww.cinemacafe.netより)


お祝いですので、矢羽の帯で華やかに。色はY様の
お好きなブルーグリーン系を選びました。


絹糸に植物のぜんまいを織り込んだ、珍しい紬。
ザラりとした面白い織りに、裾と袖にろうけつ染めをほどこしました。
タレにあしらったのピンクの蝶がフランスの方々には好評でした。




レセプションパーティーにも、参加させて頂きました!
松山ケンイチさんもカッコよかったのですが・・・


個人的には、観世流宗家のさらりとした着物の着こなしやら、
仙台平の袴の美しさやらに内心ひそかに興奮しておりました(笑)。
舞台を終えて、記者会見に移動の一瞬の間に、羽織袴、足袋まで着替えてらして、
思わず「あ!着替えられたのですね!」と話かけてしまいました。紋付の羽織から、
普通の羽織に替えるだけで、気持ちがリセットされて楽になるのだそうです。
すごいな~、着物を着慣れている方は違うな~と、感動してしまいました。






































































Benvenuto Club of MIlano(ベンベヌートクラブ ミラノ)にお招き頂きました。

ご無沙汰しています!日本からミラノに帰国するや、立て続けにイベントのお仕事で、すっかりブログを怠けてしまいました。スマホに変えて、コマメなブログ更新を今年の抱負にしたいと思います!

さて、先日、ミラノのBenvenuto Clubにお招き頂き、着物のお話と着付デモンストレーションをさせて頂きました。
アジアの文化に興味のある方たちのインターナショナルな集まりで、毎月一度、ゲストを招いてイベントをされているそうです。日本人も大歓迎だそうですので、興味のある方はサイトをのぞいてみてくださいね。

http://www.benvenutomilano.net/home.html

まずは簡単に日本の着物をプレゼンテーション。今回はイタリア語では
なく、英語です。毎回言葉の壁が~(涙)。思うまま自由に伝えられるように
早くなりたいです。
梅の季節なので、梅の帯と、春の山の友禅染め
を展示。ミラノはまだ寒い、けど気持ちは春!

これは、アンティークの振り袖を羽織に作り替えたもの。








さて、着付けが始まると、みなさん好奇心一杯で
どんどん質問が飛び出します。来た甲斐があるな~と
嬉しくなります。



このブログでも何度も書いていますが、外国の方でも、
本当に着物、似合うでしょう?



モデルになってくれたAnnaさんと、クラブの
Presidennt Mirellaさん。


着物は絞りの柄の入った、春の菜の花のイメージ。
帯は華やかなアンティーク。

次回2月は折り紙のエキスパートが講演をなさるそうですよ。