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またイタリア語のサイトはこちらになります。http://www.kimonowajaku.com/

2015/09/13

Cool Japanイベントのお手伝い

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Cool Japan主催のイベントに参加しました。
日本のCoolがイタリアでどう咀嚼され、変貌を遂げているかを、日伊双方の視点から、統計なども交えて考察されたもの。イタリア側のオーガナイズはミラノ大学のRossalla Menegassoさん。
私は日本の着物を視覚的、具体的に見せるオブジェのようなお役目、笑。それはともかく、日本文化に精通している学者やバイヤーなどの視点を通して、日本の戦略がどう見られているのか、日本文化を現実的にヨーロッパに紹介していく上で何が足りないかを、再確認し、またあらたなヒントをもらえる有意義な会でした!



ミラノ工科大学をこの夏卒業した彼女自身がデザイン、着用しているのは着物からインスピレーションを受けた作品。
着物スリーブ、組みひもベルト、袴をモチーフにしたボトム。。。というひと目でわかることだけでなく、着物の仕立てを研究して34センチ幅(着物の反物は通常38センチ幅)のニットを全て直線断ちして仕立てたそう。またそのニットそのものも、ブラザー製(日本のブランド)の織り機で、極細の糸から自分で織ったとのこと。それだけ着物を研究してくれているのに、でも、西洋の、彼女のオリジナルになっているところが、本当に感動。

                   

日から伊へ、変貌をとげたものたち。

無味乾燥な会議室じゃない、宗教画をバックにした宮殿でこういう催しをやってしまうイタリア、でもそんなイタリアから憧れられる日本、もっと自国の文化に誇りをもって、もっと的確に深い洞察力をもって日本のことを伝えられるようになりたい。

2015/07/10

Anecan8月号、発売!

日本の雑誌「AneCan」8月号で、浴衣の着付けを担当させていただきました!
日本の方は7月7日発売のAnecanを是非、お手にとってご覧ください!
モデルでミラノ万博日本館サポーターの近藤しづかさんがミラノエクスポを涼しげな浴衣でご案内しています。

これ、大好きな写真。日本の食卓を再現したコーナーで「一緒に撮ろうよ!」
と観光の女の子を誘い、しづかさんがアイデアを出して撮影したなごむ1枚。

今回のエクスポ日本館はバーチャルな世界が繰り広げられています。

こういう撮影の空気感・・・んん十年前、CMやプロモーションビデオのアシスタントで現場
を駆け回っていた血が騒ぎます。まさか今、またこんな現場に参加させてもらえることになるとは!

きれいに着れてる、ヨシヨシ、と、撮影の間中いつもチェックしております、笑。

エクスポはまだまだ続きます。みなさんもミラノに是非遊びに来てくださいね。

2015/04/23

フオーリサローネ、桃の節句のお祭りで着付けレンタル。


この日は世界中から人が集まってくるミラノの国際家具見本市、ミラノサローネ。本体の展示会場だけでなく、ミラノのあちこちで様々なイベントが行われ、街全体がお祭り騒ぎ。今年は5月から食をテーマにしたミラノEXPOも開催されるため、食がらみのイベントもこの時期からすでに開かれているよう。GARDE様の桃の節句のお祭りも沢山の人で賑わっていました。

秋は紅葉、春は桃、と毎回趣向を凝らして。


毎回飾られるお料理は、蝋細工。それにしても、
日本の食文化って、本当に豊かで美しい。

美味しい日本酒がさらに美味しくなりますよね。

毎回、着物も同じにならないように。


バリエーションを変えて。

             


いつも着てくれるイタリア人女の子には、
「今日はこのコーディネートを着てねー!」と彼女をイメージ
して持参。とっても喜んでもらえて、よかった。

そしてこちらは蝋細工ではなく、本物のお寿司。BASARA
の清水さん直々に握ってくれます。相変わらず派手です、笑。


GARDE様は建物、内装などのコンサルティング、コーディネーション、デザインで世界中で活躍されている会社。そのスペースで、ADF(NPO法人、青山デザインフォーラム)主催の、日本の食文化と歳時を海外の方に紹介するイベントが、昨年から行われていて、和寂はずっと着付けレンタルでお呼び頂いています。いつも感謝の言葉を一杯頂いて恐縮していますが、きっとがんばれと応援して下さっているのだろうな、とこちらが感謝で一杯になります。
今年のEXPOのテーマは「食」。このイベントも益々盛り上がるといいな、と思っています。
GARD様のサイトはこちら!
http://www.garde-intl.com/

2015/04/14

片岡和子さんの新作半襟が届きました!

イタリア在住の友禅作家・片岡和子さんが、丹後ちりめん織元たゆうさんの布でまたまた素敵な半衿を染めてくださいました。
この半襟を受け取る前、普段控え目な片岡さんが「会心の出来ですよ~」とおっしゃったのが印象的です。きっと楽しんで染めてくださったのだろうな、と嬉しくなりました。



今回は、春、夏らしく、さわやかなブルー系の3種と・・・
























大人のピンクのような、オレンジのような。































オリーベ(sold out)





ファルファッラ(sold out)


オンダ(sold out)

コニリオ(sold out)

アップで見るとまた、ため息のでる味わい。アドレナリンが上がってしまうのは、私だけでしょうか。











ウーバ:部分柄(129ユーロ・価格改定しました)
  大好きな物を胸をはってご紹介できるのは本当に幸せなことだと思います。
是非是非、半襟を着替えて、着物遊びのバリエーションをふやしてみて下さい! 
半襟は完売いたしました。ありがとうございます。
              






























2015/03/15

スローフード協会の大学を訪ねました。






サボイ家が避暑に使かっていた別荘のお城が校舎。中は近代的。

スローフードの創始者、カルロ・ペトリーニ氏の「スローフードの奇跡」という翻訳本が出た5年前、私は日本のイタリア文化会館で出版記念講演を拝聴していました。

「おいしい」「きれい」「正しい」という3本柱に裏打ちされた理念は、つまりは「本当にその素材のよさを生かした、5感で美味しいととらえられる食べ物を食べ」「それは環境を汚さず持続性可能な状態で生産されるべきもので」「社会的公正、労働者のノウハウ、地方習慣、生活が尊重されねばならない、生産者がないがしろにされてはならない」というものだったと思います。

本にはそのために具体的になにをしてゆくべきか、なども書かれていました。

これは着物についても全く同じことが言えると、強く思い、覚書のメモだけは今も手元に残していました。

その時は、スローフード発祥の地がブラであることも、協会が建てた食文化を学ぶための大学のことも、まったく記憶になかったのに、偶然にも着物のお仕事でその大学に伺うことになり、そこで日本の食文化のプログラムを提供しているGENの方がたに大学を案内して頂くことが出来ました。

15年前「生魚なんて!」と言っていたヨーロッパ人。
今はミラノの1つの通りに1軒は必ずといっていいくらいお寿司やさんがあります。
たとえそれが、90パーセント以上中国人の経営でもこちらの人はみんな和食だと思って通っている。それだけ需要があり関心が高いのです。
「では本当に美味しい和食とは?」と次に進む土壌が出来ているということかもしれません。

GENの方がしてくれた日本の麹の老舗の話、「日本で途絶えてしまうぐらいなら海外であろうと残ってくれたらいい」と、この麹やさんは長年門外不出で守ってきた技を今、惜しみなく海外でレクチャーしていて、GENがそのお手伝いをしているという話などを聞くと、GENの活動から、この先着物が残ってゆくヒントがもらえるかもしれないと思えます。



大学とマスターコースの共同卒業式。イータリーの創始者も
いらしてました。大学の出資者だそう。敷地内にはホテルも。

ワイン銀行。GENの林さんはカルロさんの日本での講演時
私と同じ会場にいたそう!そのあとすぐ、この大学に入学したそうです。

中小のワイン生産者がこの銀行にワインを預けでいる。
気候の変化で将来途絶えてしまうワインもあるもしれず、
それを厳重に管理して保存。

こちらも厳重保存のワインたち。

こちらも生産者の好意で寄付されたワイン、ここで試飲もできるらしい。
中小のワイナリーにとっては、ここで紹介してもらい、
またスローフード協会発行のワイン本に載せてもらうという宣伝効果はあるが、
ワイナリーの負担も大きい。こういうところにこそ、税金が使われるべきなんじゃないのかな〜。


学食も雰囲気あります。





この学食で世界中の優秀なシェフが学生に講義をし、
そのシェフのプロデュースしたメニューが期間限定で
食べられる。
その世界中から呼ばれたシェフの中には日本の
Zaiyu HasegawaとYoji Tokuyoshiの名も。



この大学が出来て10年、そこで学んだ人たちが中心となり立ち上げたGENという会社の活動を垣間見て、着物はまだまだ追いついていないけど、具体的に一づつ実現させてゆけば、10年先には必ず何か見えるはず、と思えた貴重な機会でした。













2015/02/24

昨年のイベントから。TOYO TIRES&MILAN


  またまた遅いアップになりましたが、昨年は沢山のイベントに関わらせて頂きました。

これは東洋タイヤ様がサッカーチーム、ミランの公式スポンサーになった記念イベント。和寂は着付けとモデルさんの手配をお手伝いさせて頂きました。

なんと、着物はTOYO TIRESのタイヤ柄です!京都の職人さんに
デザインを渡し、染めてもらったものだそうです。






 

100人近いミランフアンが記念撮影を申し込んでくれました!






こちらのyoutubeはタイヤ柄の浴衣ですが、こんな感じで手間暇かけて作られたもの。
























ヘアメイクは美容室Primoの店長鈴木さんと聖子さん。
心強し!




ミラノに来て、サンシーロスタジアム初体験。入場チェックが厳しく、
パスを出して頂きました。記念に写真!






こちらは別日、最近オープンしたSUSHI-bさんでの、マスコミ向けイベント。
内装はいつもイベントでお世話になっているGARDE様が手掛けたもの。
どことなく、日本?六本木?という感じです。




今季のMILAN監督、インザッキも登場。

2015/02/12

Anna Stanteさんの撮影。

昨年、ちょこっと和寂のフェイスブックでお伝えした(というか、FBでしかご報告していない!)イタリアの女優Anna Stanteさんの撮影ですが、実は、着付けの風景を撮影するという、私も被写体になるというものでした。Blogでご紹介したいと思いつつ、遅くなりました!プロフェッショナルの写真家Flavio Gallozziと映画監督のDavide Novelliの作品はまたご紹介出来るかと思いますが、一緒に参加してくれたヘアメイクの聖子さんがコマおとしのように撮影してくれたので、雰囲気だけでも、お伝え出来るかな、笑。





Anna Stanteさんは、本当にナチュラルで素敵な女優さんで
スタイリングも楽しくさせて頂きました。




そして、やっぱり、みんなで一つのものを作ってゆくのが好きなので、こういう
雰囲気がたまらずいいな~と思ってしまう。



2015/02/11

和寂着物クラブのご案内

「もっと着物を着たいけど、着てゆく場所がないし、一人出かけるのはちょっと恥ずかしくて」「着付けを習ったけど、外出先で着崩れたらどうしたらいいの?着ないと忘れちゃうし」そんな声にお答えして、着物でどんどん遊びましょう!をテーマに、いろんなイベントに着物クラブの皆様をお誘いします。

今年はMuseo Fondazione Luciana Matalon(http://www.fondazionematalon.orgで月に一度定期的に催されているコンサートに皆様と着物でお出かけしたいと思っています。「折角着付けを習ったけど久しぶりで不安」という方のために、コンサートの前に公開着付けレッスンのオマケ付きです。もう一度、忘れた手順やコツをここで復習できます。初めての方は着付け体験くらいの軽い気持でいらして下さい。どんな着付けをお教えしているか、ご覧頂けます。コンサートは無料ですが、レッスンには着物クラブに登録して頂くことが必要です(すでにご登録頂いている方は不要です)。

2月14日(土) 13時から14時半 和寂アトリエにて着付けレッスン         (ご自分のお着物一式をお持ちください) 15時半     会場着(最寄り駅Cairoli Castello,Milano) 16時開演    La Russia di Tchaikovsky e Shostakovich開演 18頃終演

今回のコンサートは、ロシアの作曲家の音楽をミラノ在住のピアニストLuca ColomboさんとベローナからいらっしゃるQuartetto Maffeiの皆さんが演奏されます。私は音楽には素人ですが、知念杉子&Luca夫妻のプロデュースするこのイベントは毎回未知の音楽に出会え、とても刺激的で素晴らしいコンサートです。丁度バレンタインデーですし、コンサート会場で、もしくはコンサートの後、パートナーと待ち合わせて着物でデートもいいのではないでしょうか。

今後お出かけ予定のコンサート(すべて、13時からお出かけ前の着物レッスン付き) 3月14日(土)16時開演"Mi chiamano Mimi"Un Pomeriggio con Boheme"(オペラ、ボエーム  4月は未定(コンサートはありますが、和寂のスケジュールが未定のため) 5月9日(土)16時開演”Suggestioni impressionistiche"(知念&ルカご夫妻ピアノ)

着物クラブ会員登録頂いた方の特典(一部改訂いたしました) 1,着物でのお出かけにお誘いします。また、お出かけ前の着物レッスンなども無料   で参加頂けます。   当日、会場で着崩れなどはお直ししますので、気軽にんどん着物を着て外に出ま   しょう!お互いの着こな  しを褒めあったり、アイデアを参考にさせてもらっ   たり、着物の話が出来る仲間が増えると楽しいこと間違いなしです。 2.アトリエにある着物の図録や書籍を無料で貸し出しいたします(一人1冊、1週   間以内の返却)。   着物のことをたくさん知って欲しいので、どんどん利用してください。キレイな   着物の図録や、着こなしの参考になる本は見ているだけでも楽しくなります。   また日本のマナーなど、じっくり学びなおす良いチャンスかもしれませんね。 3.入会後、1回目の着物レンタルを10パーセントオフに致します。ご自分の着物を   お持ちの方は1回目の着付けを10パーセントオフに致します。   なにしろ、始めの一歩を踏み出さないとはじまりません。登録したら、着て、   出かけてみましょう。 4.着物に関するご相談いつでも受け付けます。「こんな着物で出かけて大丈夫?」   出かける前に心配でしたら、着物をご持参ください。   アドバイスいたします。 会員登録のお申し込み 年会費 20ユーロ(入会金無料) 参加お申込みはこちらのメールアドレスまでお願いいたします。 dzi03454@nifty.com

昨年の着物クラブ活動

ミラノの5つ星ホテル、シャトウ・モンフォルトでのアペリティーボコンサート
北イタリア日本人会、親睦コンサート。ミラノ総領事と記念撮影。
アトリエにて、浴衣と日本酒とお蕎麦の会。