スイスにレンタル着付けに行って来ました。

スイスのＬｕｚｅｒｕｎにレンタル着付けのお仕事で行って来ました。

アルプスの麓、湖のほとりの美しい街。ここＬｕｚｅｒｕｎのホールで毎年

行われるコンサートにお客様は日本からいらっしゃいました。

着物はアンティークの江戸更紗、何度もご利用頂いている顧客様ですので、

もう思い切って、今回は中振袖をお勧めしました。

音楽祭のホールで、海外の方ざっと5人には、わざわざ近くまで来て

声をかけて褒められていたお客様。着姿も身のこなしも慣れたものです。

そして私は隣で、娘を褒められた母のように、内心ニヤニヤしておりました。

私もお付きの者として、コンサートにご招待頂きました。

お客様よりちょっと地味目に・・・でも外国の方に色々なお着物を見ていただける

チャンスは大事！

実は初めてのスイス、このお仕事を始めて、こんないろんな経験をさせていただけるのも、嬉しいですね。

イタリア発、帯留、根付け、続編！

先日もご紹介したMURANOガラスの作家Yukinaさん、実はイタリアンブランドのETOROのコレクションにもアクセサリーを提供していらっしゃいます。そんな確かな腕の方が和寂のために、帯アクセサリーを作ってくださるなんて、夢のよう！でも唯一困るのは、出来上がるもの全部、自分が欲しくなってしまうんですよね・・・(汗）
そんなYukinaさんの作品を、先日ご紹介できなかったものも含めて、一点づつ、細部まで見ていただこうと思います。
まずは根付けから・・・

そして、帯留・・・

リバーシブルの、表と・・・

そして裏。

こちらも、表と・・・

そして裏、というかどちらも表ですね～。

 根付けと帯留、セットで楽しんでも印象的！

イタリア発、半襟！も仕上がりました。

さて、待望の半襟が仕上がってまいりました。フィレンツエ在住の友禅作家、片岡和子さんが和寂のためにデザインしてくれたものです。半襟生地は丹後ちりめん織本たゆうさんのもので、とてもしっかりしていて使いやすいです。

まずはイタリアらしく葡萄をご用意。見せる場所を選びたい方のためのポイント柄、どこが出ても大丈夫な続き柄の２パターンご用意しました。これからまた色々なデザインをご紹介できると思います。ご自分の好きなアイテムでもオーダーできますので、楽しみにしていてください！

こちらがポイント柄、といってもボリュームがありゴージャスです。

1点1点、片岡さんが染めあげてくれています。

こちらは全体に蔓が描かれた半襟。

1点もの、なので染めあがりがみな違います。

並べると、こんな感じ。

片岡さんにはイタリアに来て以来、いつも素敵な名刺を作ってもらっていました。
初めてお会いした時からいつか半襟を！と言い続け、やっと願いがかないました。
「イタリアの水は発色がいいんですよね」と片岡さんのいう通り、本当に綺麗な半襟が出来ました！
「次は着物ですね！」と二人してまた次の夢を描いています。気が早いですね(笑)

イタリア発！帯留と根付けが出来上がりました。

和寂のために、ヴェネチアングラスの作家Yukinaさんが素敵すぎる帯留、根付けを作ってくれました。7月に打ち合わせに伺い、もうこの方なら大丈夫！と信じて、秋の販売に向けてすぐに試作して頂くことに。
「楽しくて、作りすぎちゃいました」というとおり、Yukinaさん気持ちが溢れた作品ばかりです。
もしかするとお願いした私自身が一番興奮、満足しているかもしれません！
すべてYukinaさんが丁寧に手作りしてださった世界に一つのもの、MURANO島で作られた、正真正銘のMURANOガラスと太鼓判をおせる作品です。
美しい上にとても丈夫ですので、大事に使っていただけば一生物になるかと思います。こんな素敵な作品を皆さまにお届けできるのが、とても幸せです。





YUKIさんらしいパンチのきいた帯締めと根付け。

こんなアンティークの派手な帯を合わせても、すごい存在感、

いいバランスで楽しめます。

FIORATOシリーズは和寂の定番になって欲しい！1700年から1800年台に

イタリアで流行ったフィオラートという技法のガラスで、家具やタッセルなどに付けられていたもの。

根気のいる丁寧な仕事なので、今はイタリア人でも出来る人が少ないそう。イタリアの歴史あるガラスを

手先の器用な日本人ならではでYkinaさんが再現しているのが、面白い！



きっぱりと、帯留と根付けが主役！渋い帯もこうして、引き立つ、

アクセサリー次第で生まれ変わる・・・それが着物の楽しいところ。



レースのような繊細な柄の帯締めと根付け。上品な着こなし、

華やかな帯にも合わせやすい、万能選手。

アンティークの市松模様の帯に、遊び心一杯の根付け。柄ON柄、大好きです。

桜が好きな宇野千代さんはいつの季節でも桜をお召になっていました。

海が好きな方は、秋でも、冬でも、海！なんて素敵じゃないかと思うんです。

手描きの墨絵のお太鼓の帯に・・・

表はゴールドのかっこいい根付け！ピッタリ！





モダン、だけど、アンティークともこんなに相性がいい。



ワインのイベントに、こんなムラノガラスの根付けで。着物って実は遊び心一杯なんですね。

キノコもあります！嬉しくて、写真をとる私も遊んじゃってます(笑)

まだまだたくさんあります！近じかお客様にお披露目したいと思いますので、その節は

是非アトリエに遊びにいらしてくださいね。