そして、もう一つのイベントがこちら。手塚治原作の映画「ブッダ2」ワールドプレミアが、パリのルーブル美術館で上映され、脚本家のY様の着物レンタルと着付けをさせて頂きました。
「目立ち過ぎず、渋めのコーディネートで」というY様の依頼・・・かといってルーブル美術館での登壇なので華やかさも欲しい・・・うむむ~と悩んだ末、紬の付け下げにアンティーク帯を合わせてみました。結果、「程よいバランスでとてもよかった!」とY様にも喜んでもらえました。
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音楽の大島ミチルさん、主題歌の浜崎あゆみさん、キャストの松山ケンイチさん、
観世清河寿さんらそうそうたるメンバーの中、ルーブルのステージに登壇された
脚本家のY様。
(写真は禁止でしたので、www.cinemacafe.netから添付させて頂きました)
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こちらは場所を移してホテルモーリスでの記者会見。
司会の雨宮塔子さんにも、着物姿を褒められていました。
(写真はwww.cinemacafe.netより)
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お祝いですので、矢羽の帯で華やかに。色はY様の
お好きなブルーグリーン系を選びました。
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絹糸に植物のぜんまいを織り込んだ、珍しい紬。
ザラりとした面白い織りに、裾と袖にろうけつ染めをほどこしました。
タレにあしらったのピンクの蝶がフランスの方々には好評でした。
レセプションパーティーにも、参加させて頂きました!
松山ケンイチさんもカッコよかったのですが・・・
個人的には、観世流宗家のさらりとした着物の着こなしやら、
仙台平の袴の美しさやらに内心ひそかに興奮しておりました(笑)。
舞台を終えて、記者会見に移動の一瞬の間に、羽織袴、足袋まで着替えてらして、
思わず「あ!着替えられたのですね!」と話かけてしまいました。紋付の羽織から、
普通の羽織に替えるだけで、気持ちがリセットされて楽になるのだそうです。
すごいな~、着物を着慣れている方は違うな~と、感動してしまいました。
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